2015年7月10日金曜日

値切る、それは粋なのか?みっともなくないか?

この話はじっくりと書きたいと思っていた話です。


この前、越谷のしらこばと水上公園に行ったのですが、そこに切子の酒器を大量に持って来て超格安で売っているおじさんが居ました。


見たら切子の盃で200円ですよ。

中国で大量に作らせたとの事ですが、明らかに原価割れしてるでしょう・・・

確かにカットが荒く、ラインが揃ってないのだが普通は200円じゃ絶対に買えない物だ。


勿論私は大量に買いました。

私のポリシーで値引きや、サービスしてくれとは言いませんでした。

でもおじさんはオマケしてくれたんです、ありがとうおじさん。

こういう取引は気持ち良いんです。


私の気のせいではなく、売り手と買い手がお互いに気持ち良くなれる取引だったと思います。



他のお店も観て、一周回り切子のおじさんのお店の前に行ったら、おばさんが500円の切子酒器セットを買おうとしていました。

ちょっと離れて観ていたら、おばさんが値切り始めたんですな。

十分安いのに幾ら値切るんかな~?と興味心身で観ていたら・・・


「ちょっと高いな~、100円にならない!?」と言ったんです・・・


えっ!!本当に聞き間違いかと思いましたが、どうやらおばちゃんはマジみたい・・・

マジで500円の物を100円に値切ろうとしてるんですね。


あまりにも見苦しいんで横から口出ししてやろうと思ったら、店主がブチ切れました。

「500円の物が100円に成る訳無いでしょうが!!そんなに100円にしたいなら他所で買ってくれ!!」

おばちゃんは、すごすごと何処かに行ってしまいました。



今回の件に限らず、この様な例は非常に多いですし、お互いが半ギレでの取引を幾度と無く見ました。

又会う事のない人だからと思って、強烈に値切ってしまうのかな~?

でも会場に通うようになれば、望まなくても顔を覚えられてしまいます。

そして印象に残るのは嫌な事をしてきたお客さんなんです。


私も常識の範囲内での値切りなら推奨致しますが、強烈な値切りは明らかに駄目だと思います。



あと出店者でたまに居るのが、値段を聞くと「幾らで買ってくれますか?」と言ってくる人がいますが、イラッとしますね。

お客さんを馬鹿にしているし、あなたが売ってるんだから自分の思っている値付け位してくれよと・・・

じゃあ私が1円で買いますといったら、貴方は売ってくれるのか?と思うわけです・・・


「幾らで買ってくれますか?」

「じゃあ****円ではどうですか?」

「それでは売れません・・・」

「じゃあ幾らなら売ってくれるんですか?」

「****円です」

大体いつもこんな話の流れになります・・・

こんな話の流れで頭に来ない人がいるのだろうか、完全に足元を見ていますよね。


骨董市では出店者はプロしかいないので、この様な愚かな話をしてくる人は中々いないのだが、フリマだと結構いますね。


話し方一つとっても交渉ですので、自分の徳になるのか、損になるのか、長期的に見て考えて頂きたいです。

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